ウーゴ・メンデス - Hugo Mendes -

現当主ウーゴ・メンデス氏は2004年に初めてワイン造りの現場に入り、11年間ワイナリーで働きワインメーカーまで務めたのち、2016年に自らのブランドを立ち上げました。その際、クラウドファンディングを立ち上げてワインの先行販売を行い、資金を調達して最初のワイン「ウーゴ・メンデス リスボア ブランコ」を877本製造しました。

それはワイン業界では斬新な行動で、SNSやブログ、ワインクラブなど、創造性にあふれたアプローチでポルトガル国内で消費者とダイナミックなワインコミュニティを築いています。

▲現当主ウーゴ・メンデス氏。

ワインメーカーによって造られたワインではなく、ブドウが本来持っている産地の味わいを表現するため、その地域とその土地を最大限に表現したワイン造りを目指しています。

また、糖度ではなく酸度に基づいてブドウを選定することで、フレッシュさやフルーティーさ、塩味などのすべての要素のバランスを保ったワインが完成すると考えています。

▲リスボンとテージョで、それぞれ15,000本ずつ合計30,000本を生産しています。

リスボア　ティント

自生酵母を使用し密閉式のタンク内で発酵後、一日に2～3回のポンピングオーバーおよび早めの抽出を行い、使用済木樽にて12か月間の熟成を経て完成します。

トウリガ・フランカは、ドウロ地方の主要品種。ベリーやカシスの赤系果実や甘く妖艶なオリエンタルスパイスを想わせるアロマからは、どこかエキゾチックな雰囲気が感じられます。リスボンの海洋性気候特有の果実味と酸味のバランスに優れた赤ワインに仕上がっています。

シナモンやコリアンダーなどの甘いスパイスを使用した肉料理や、濃厚な味わいの煮込み料理と好相性です。甘辛い味付けのアジアン料理とも良く合います。

ペアリングメニューのご紹介

☆シナモンアップル漬け焼肉

煮詰めたリンゴとシナモンの甘くフルーティーな香りが鼻に抜ける、薫り高く味わい深い焼肉です。